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思いつきや日々の出来事などを勝手気ままに綴っております。 コメントは bbsへ へ。

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過去一覧


2008.2.29(金)

同業者の男三人、土佐料理店『さはら』で酒を飲む。
よだれ貝をつまみながら、まずはのどごし生ビール。
鰹のたたきは凄かった。身がぷりぷりとしていて分厚くこの上なく美味で感激した。
そして今夜の主役ともいえる鯨鍋の用意をしてもらう。
鍋に入れる前の鯨の切り身をまず刺身として醤油でいただいた。こりこりした食感で甘く、やがて口の中で溶けてゆく。おお、美味い。どう言ったら良いのか分からないが、なんだかエロティックな味である。鍋にした場合は溶き卵につけていただくのだが、これもまたすき焼きの肉のような感覚でおいしいから不思議だ。
四万十川のあおさ海苔の天ぷらもいけるし、贅沢な夜についどぶろくを頼んでしまう。

帰りの電車では、隣に座ったおばさんが娘にひそひそ話しして母娘二人同時に離れた座席に移動した。
そうさ、鰹のたたきを食べた俺は強烈にニンニク臭かったのだ。
しかしなんだか嫌な感じだ。もう一回あの母娘の隣に座ってやろうかと思った。
帰ると相方から「部屋の中ニンニクくさいのが充満してる」と何度も非難された。
美味しい思いをしていない者にとっては、ただきついニンニク臭を発し続ける者が許せないんだろうな。あーうまかった。



2008.2.27(水)

西天満へ打ち合わせに行く。
久しぶりに自転車で中之島遊歩道を堂島川でも眺めながら走ろうと思っていたが、京阪中之島線工事のため遊歩道は通行止めだった。仕方なくきゅうくつな車道の脇をせわしなく走った。
打ち合わせの後、谷四のデザイン事務所に立ち寄る。
俺は体調を崩してからずっと顔を出していなかった。ひょっこり現れた俺を、デザイナーT氏とK氏は相変わらずの歓迎ぶり(?)である。
お互いの近況を話した。それからT氏の最近凝っているオーディオ話をこれでもかと聞かされる。音響装置から良い音を響かせるためには惜しみなく金を注ぎ込んでしまう“音響装置地獄”。彼はその地獄に俺を誘い込もうと企んでいるのだ。そうはイカの金玉だぞ。
しかしなかなか良い音だったなぁ。



2008.2.26(火)

神戸のM接骨院へ。
治療後、先生から「よし!次の治療まで半年空けましょう」と言われた。
通院していたこの一年近くの間ずっと待ち望んでいた言葉だ。
自分の身体がだんだん良くなってきているのだ!

朝日新聞の『街道を“ついて”ゆく−司馬遼太郎番の6年間−(第6回)』
『街道をゆく』で当時「神田界隈」の挿絵を担当をしていた画家桑野博利が脳梗塞で絵を描けなくなり、困った編集者が桑野の今まで描いていた大量のスケッチの中から選ぶことに…。

※写真は数日前に美術館から届いた木田金次郎の画集。



2008.2.25(月)

夕方、今日から開催された奈路道程さんの個展『ANTHOLOGY〜服飾、音楽、そして風景など〜』へ相方と行く。
相方が灯台の絵をゲット。
PICT GALLERY(西天満の大江ビルヂング1階)にて、3月7日まで開催されている。



2008.2.24(日)

昼過ぎに見たテレビで、妹尾河童さん絶賛の「ピェンロー鍋」という中国のシンプル鍋が紹介されていた。
作り方が簡単なのにことのほか美味いらしいので、晩飯は俺鍋に決まった。
材料(干し椎茸、白菜、豚肉、鶏もも肉、緑豆春雨)を買ってきてこしらえる。
白菜がたっぷりの素朴な鍋で、多めにふりかけたごま油の香りが食欲をそそる。小皿に取って塩と七味をかけて食う。老酒を飲みながらひたすら食う。
具が無くなったところで残った汁にご飯を投入。溶き卵をかけ、雑炊に仕上げて平らげた。

1月から3月にかけて白菜が美味い時期、妹尾河童さんちにこのピェンロー鍋を目当てに週に三日も食べに来るひとがいるというが、正直来られる方は連日同じ鍋でたまったもんじゃないだろうな。



2008.2.23(土)

ジュンク堂書店の大阪本店と梅田ヒルトンプラザ店とまわって本探し。
寒いビル風吹きすさぶ外とは反対に店の中はどうしてこんなにも気持ち悪いほどに暖房を効かせているのか。薄着の店員に問いただしてみたくなる。

帰りは地元駅前の大衆酒場に寄り、すき焼き一人鍋をあてにビールを飲む。
樽酒も良かったが、新入荷のにごり酒が旨かった。いいなあ、酒…。
※写真:カウンターのオッチャンがええ感じ。



2008.2.22(金)

大阪築港へ。(画像をクリックすると拡大します)
左手に南港。大阪市赤字生産タワーのWTCとATCがある。右手にはよく銀行と間違われるUSJ。

F整骨院へ行き、VRTと鍼をしてもらってグー。



2008.2.21(木)

【今日の相方】
朝、普段使っている片手鍋のサイズ違いを買いに出かけたが、
買ってきた鍋が全く同じものだということが分かり落ち込んでいた。
夜、手が荒れてきたと言って、まるでバスガイドのように手に白手袋を装着して寝ている。



2008.2.20(水)

港区と此花区の間に流れる安治川。
落ち行く夕日と橙色にきらめく川面。
「このような川面はだね、下に塗った青みがかった濃いグレーの絵の具がまだ乾かぬうちにチューブから直接筆にとった橙色を跳ねるような筆さばきでこう…」
画伯の大センセイっぽく偉そうなことを顎ひげを撫でながら独り言のように呟くことはないが、訳もなくそれっぽい顔して遠くを見ていると、すれ違うパート帰りのおばちゃんに睨まれた。
早くコーナンへ行かなきゃ。

コーナンプロを物色した後、久しぶりに安治川トンネルを通って帰る。トンネルの中は通勤の時間帯のせいで行き交う人が多かった。トンネルはまだまだ健在である。



2008.2.19(火)

『空飛ぶモンティ・パイソン』“日本語吹替復活”DVD BOX が届いた!
マーヴェラス!素敵だ!たまらんつーの、このぉ、ちょんちょん!
ゆっくりじっくり楽しむつもりだ。

朝日新聞で連載されている『街道を“ついて”ゆく−司馬遼太郎番の6年間−』が面白い。
かつて司馬遼太郎の担当だった編集者が当時を振り返って書いている。
『街道をゆく』の挿絵を描いていた須田剋太・桑野博利・安野光雅の三人の話が出てくるので興味深く読んでいる。
(第3回)のときだったか、司馬の隣を少し内股歩きをする須田剋太が司馬の奥さんと間違われたエピソードを含んだ話だった。
先日居酒屋で飲んでいたときその第3話が話題にあがり、同業の奈路さんも読んでいて、「須田剋太が奥さんて…」「見えなくもない」などと二人で笑った。
今話(第5回)は『街道をゆく』25年間の連載のうち約1年間挿絵を描いていた画家桑野博利の話。司馬が須田の後任を桑野に決めたときのことや、喫茶店での盗撮ならぬ「盗写」の話など。ほんわかイイ話である。



2008.2.17(日)

村東剛さんの写真展『おとちゃん』へ。
ロフトとMBSの裏手に入ってすぐだろうと分かったふりしたせいで軽く道に迷ったが、ようやく会場の『iTohen』にたどり着く。
今日が展覧会最終日であり、なんとか間に合ってよかった。
被写体は村東家の可愛い一員、インコのおとちゃんである。

因みに、剛さん本人には言えなかったが、俺の親父で大工だった音吉は大工仲間たちから「おとちゃん」や「おとさん」と呼ばれていた。
同じおとちゃんでも、あれもこれも、何もかもが2万パーセント違います。



2008.2.14(木)

図書館へ長い間借りていた本を返却に行く。
地元の地域図書館には探している画集などが置かれていない。残念だが美術関連の書籍は中央図書館のような大きいところの方が多い。因みに図鑑類などは意外に地域図書館の方が置かれていることが多いようだ。
寒い日に遠い図書館まで、デカくて重い本を借りに行くのは辛いのでまた今度にする。

『木田金次郎山ハ空ヘモレアガル』(斉藤武一著)を読み終える。
芸術で生きるか家業を継ぎ漁師の生活を生きるか苦悩する若者を描いた話『生れ出づる悩み』(有島武郎著)を以前に読んで、有島武郎と描かれている人物のモデル木田金次郎はこの話以降どのような人生を辿ったのか知りたくなり、去年に出版された木田金次郎の初の評伝『木田金次郎山ハ空ヘモレアガル』を買い置いていたのである。
どこの画壇にも属さず北海道岩内を描き続けた孤高の画家の人生を知り、今度は金次郎が描いた絵をもっと見たいと思い、さっそく木田金次郎美術館に画集を注文した。



2008.2.13(水)

朝、また雪が降った。
すぐに止んだが、ベランダで名残惜しげに「京都は粉雪が一番きれいやねん」と相方が言う。
せやから寒うてたまらんに決まっとるっちゅーの。


2008.2.11(月)

建国記念の日。

昨日のおはぎで思い出したことがある。
20代の頃、岡山にある親父の田舎に泊まった朝、出てきた朝飯のごはんがおはぎだったことを。
大きなおはぎ三つどんと盛られたお碗と、一緒に並べられた具だくさんの味噌汁と漬け物。
ごはん=おはぎなのだ。
驚いたが実に田舎らしい朝飯だった。



2008.2.10(日)

神戸の相方の実家へ。
今回はJR六甲道駅で降りて向かうことにする。
実家へのおみやげに『ナダシンの餅』のおはぎを買うためである。
巷ではスウィーツ・ブームという甘ったるい流行がいまだ続いていて、高価なケーキやチョコレートの話がテレビでもよく取り上げられているが、俺は同じ甘いものならどちらかというと柏餅やおはぎ、みたらし団子などの和菓子の方が好みである。(ただし羊羹は苦手である)
以前から『ナダシンの餅』のおはぎやあべかわ餅がたいへん美味いと相方に聞いていたので、どれだけ美味いのかと期待に胸はふくらむのだった。おみやげなのに。
駅から南下した2号線沿いに『ナダシンの餅』本店はあった。
どこにでもありそうな素朴な店構え。ガラスケースにはおはぎやあべかわ餅の詰め合わせ見本が並べられていて、量のわりにどれも手頃な値段である。
ガラスケースの上には「いちご大福始めました」と書かれた張り紙。
相方によるとここのいちご大福は大人気らしい。残念にも本日の分は売り切れていた。この時刻じゃ当然だと相方が言う。
そういえばさっきからひっきりなしに老若男女のお客が買いに来る。神戸のナダシン・フリークたちだ。『ナダシンの餅』の人気の程を知る。見栄えは他所とさして変わらないのにこの人気のわけは何なのか?…やはり味か!もうはやく食べたくてたまらなくなる!おみやげなのだが…。
おはぎ・あべかわ餅の詰め合わせとミニセットを買い足早に実家へ。
義父さんと義母さんの前で何食わぬ顔でいざおみやげのおはぎをいただく。
おお、この素朴な味。甘すぎないので何個でもいけそうなくらいだ。美味い。あべかわ餅も美味い。これらは大量生産では味わえない手作りの美味さである。

この日は、厚かましくもすき焼きをたらふくご馳走になった。もう腹一杯です。ごちそうさまでした!



2008.2.9(土)

朝から雪が降りだした。
けっこう降り続いていた。窓から見たらまわりの屋根が真っ白。
大阪でこんなに降る雪は11年ぶりだという。
雪の降る日に限っていつも「今京都に行ったらきれいやろなぁ」と相方が言うのだ。
寒うてたまらんに決まっとる。


2008.2.8(金)

別冊文藝春秋の見本誌が届いた。
『還るべき場所』最終話の扉絵を見る。ああ、ほんまに終わったんやなぁと、感慨にひたりながら見本誌のページをめくっていると出てきたのがこれまた同業のS氏である。
『WE LOVE ジジイ』(桂望実著)の扉絵をS氏が描いているのだ。
ふと、物語の主な登場人物に目をやると
「しげジィ。七十六歳。・・・」と書いてあった。
ただそれだけのことなんだが、それから感慨にひたれなくなってしまった。


2008.2.7(木)

「ラジオ番組での倖田來未の発言で抗議殺到…」
本人の無知による失言にここまで反応するか?
「さらに彼女をCMに起用している企業も放送を控え始めた…」
おいおい、マジか?
「赤福が販売を再開すれば長蛇の列…」
うれしがりが多いのう〜。
「中には百個以上買う人もいたという…」
赤福餅どんだけ好きやったん?
最近なんでも過剰に反応しすぎやで。
ホンッマ、しょうもない!

・・・て、ダイソーに買い物に来てたオバチャンが言うてました。いや、あの…言うてたと思う。いや、その…、聞こえた、聞こえたような気ぃがしたんです。



2008.2.6(水)

寒い日にパッチは温かく重宝するものだ。パッチ感謝!
温泉宿での身だしなみだろう。浴衣の下に身につけなくては情緒もあったものではない。男というもの若い頃から履きなれていた方が良い。
だがそんな有り難いパッチでも良いことばかりではない。

例えば小便をするときなど、パッチを履いていると前の開け閉めの手間がひとつ増えてそれだけでも煩わしいのだが、下に履いているブリーフによってその煩わしさが大きく左右する。とくに公衆トイレの小便器で用を足すときにそれは顕著だ。
まず、用を足す目的を達成するまでには以下の工程を踏まなければならない。

1.ジーンズのファスナーを左右に分け広げる。
2.次にパッチの前開きを左右に分け広げる。
3.そして最後にブリーフの前開きを左右に分け広げる。

このように分け広げの繰り返しになる。
「一本の矢だと容易く折れてしまうが三本の矢は折れにくい」という話にもあるように、これら前開き三つの分け広げはかなりワケヒロゲニクイのだ。例えが悪いかもしれないが、雰囲気が伝われば良い。
またそのうえ、ブリーフの種類には不親切にも前開きの無いものや前開き部にボタンが付いているものなどがある。ボタンも一つだとまだ良いが装飾的に三つ以上付いているものもある。三つは余計なお節介である。
先程述べたように目的を達成するまでにはいくつも工程があり、分け広げて、分け広げて、分け広げなければならない。
もしブリーフに前開きが無い場合は、
分け広げて、分け広げて、パッチの前開きからへそ下あたりまで手を突っ込みブリーフのゴムの部分を指でひっかけえぐりこむようにしてずり下ろさなければならない。もう指がつりそうになる…。
ボタンの場合は、
分け広げて、分け広げて、その状態を保ちつつブリーフのボタンを一つ一つ外していかなければばらない。尿意はそこまで迫っているのにだ。
最悪うっかり間違えてパッチを後ろ前逆に履いていた日にゃあアナタ、いくらまさぐっても前開きが無いんですよ。なにせお尻の方に前開きがあるんだから。どうしろって言うのだ。
こうなるとベルトから外しにかからなければならない。小便器の前でですよ。自分の背後には順番を待っている人が並んでいるんですよ…。
ま、これはパッチの後ろ前を間違えなければ済む話ですが…。
とにかく、小便器の前で声なき叫びをあげることのないように、これからはパッチを履くときには前開きの無いブリーフとボタンの付いたブリーフを履かないことですね。(パッチ考/その一)



2008.2.5(火)

夕方、F整骨院へ行く。
今日はどういった訳か患者が多く、そのため待ち時間が長かったので、院内のマッサージチェアを存分に使わせてもらった。
VRTの後、腰を重点的に鍼を打ってもらった。



2008.2.2(土)

テレビ大阪『美の巨人たち』を観る。
『長谷川利行「岸田国士像」』ということで期待して見た。
長谷川利行という小心者のくせに他人を巻き込み煩わす厄介な精神構造の人間。ただし描く絵はすばらしい。
ドヤ街に暮らして、酒を飲み、絵を貪るように描いて、誰にもみとられることもなく独り野垂れ死んだ男。
実際にこのような人が自分の傍に居たら困るけど、でもずっと見ていたい人だ。
『アウトローと呼ばれた画家−評伝長谷川利行』はかなり面白いです。以前同業者S氏に勧めた本だが、もう読んだだろうか?



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