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Cinema

 不思議惑星キン・ザ・ザ


一番下「ホレ、あれ見てみ」攻撃!
いったい、こいつらはなんだ?!
<STORY>
建築技師マシュコフと青年ゲバデンは、自分は宇宙人だという男と出会い、ひょんなことから空間移動装置のスイッチを押してしまう。その瞬間、砂漠のまっただ中に転送された二人は訳も分からず呆然とする。そこへ変な宇宙船がやって来て、中から二人のおっさんが現れた。なんとか地球へ帰ろうとするのだが…。

<POINT>
実に夢(寝て見る夢)のような作品でした!
まず驚いたのがオープニングのサントラは何とも言えないムードがある。しかもエコーのかかったヴォーカル入り。
出てくる宇宙船の造型など、あのザルドスを凌ぐものがある…。
アナログ的にキ〜コ〜キ〜コ〜と飛んでいるんだから、ええなー!
その宇宙船から降りて来たおっさんの挨拶がオモロイ!
頬を2〜3回軽く叩き、その手を開き、ガニ股になって「クーッ!」と声を出す。僕の相方それを見て笑い止まらへんかった。
そしてこの星では価値観が地球とは違い、マッチが一番価値のあるものだったり、ステテコの色で階級を表しているとか、人種によって鼻に鈴をつけなければいけない、など設定がヘンテコなんである。
話の中の他人をだますシーンでは、あの“アホが見〜る〜ブタのケ〜ツ〜”のごとく、「あっ」と目線を遠くどこかを指差し注意をそらして殴るor逃げるのである。
そんなオモロイことを役者が真面目顔で演じている自体オモロイ!!
他にオモロイところはあるんですが書ききれないです。

全編135分と少し長いのですが、見だすと止まらないおかしさです。
そして終盤には感動の再会も用意してあり、泣かせます?「クーッ」と!(笑)

この作品全体に流れる不思議な空気感は見ないと分からないと思います。
ジャンルとしてはSFに入るのかも知れませんが、ところどころに前衛芸術を感じさせています。ある種のハチャメチャ奇想天外な冒険ロードムービーなのか?

うまく言い表せないところはモンティ・パイソンに通じています。
ここであえて文章にしましたが、とにかく“変”で“オモロイ”の説明で充分。
まぁいっぺん観て!!

この作品を教えてくれたがくさんアリガトウ!!


1986年? ソ連。
監督:ゲオルギー・ダネリア
脚本:ゲオルギー・ダネリア、
   レヴァス・カプリアゼ
出演:スタニフラフ・リュブシン、
   エフゲニー・レオーノフ

ビデオにて
観賞日:2000.8.8

★★★★★★★★☆☆